拍手お礼SS 43


- 手を繋ごう - 真矢うざ編。


「万尋さん。手をつなご?」
「…今、忙しい」
宇崎はパソコンの画面とニラメッコ中だった。
なので、真矢を一つも見ないで、そう答える。

「万尋さん、今日休みだよね?」
「うん。」
「久しぶりの一緒の休日。だよね?」
「そうだな。」
「…約束の旅行へ行くのに最後の休みだよね?」
「あぁ、そうだな…え?」

そこで、やっと真矢を見る。
やっと振り向いてくれた宇崎に真矢は苦笑気味に。

「…万尋さんの仕事好きな所は尊敬するけど、周りが見えなくなる所は…ね…」
「ゴメン。真矢」

素直に謝る宇崎をそっと抱きしめ…

「一段落したら、出掛けようね?万尋さん」
「うん…。チョットだけ待って…」
「うん。」

そして―

結局『チョットだけ』が一時間になったところで強制終了された宇崎は、真矢に手を引かれ連れ出されたとか…